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  欧文組版
   
 

仮想ボディの垂直サイズをAボディサイズと言い文字(フォント)のポイント数はこのサイズのこと。
個々の文字の字幅 (水平サイズ)をHセットという。
FベースラインからE ミーンラインまでの高さをB x字高(x-height)といい、小文字 aceimnorsuvwxzの14字の高さがx字高である。
小文字 bdfhklt の7字を アセンダー文字 と言いその高さを示す線をCアセンダーラインという。
小文字 gjpqy の5字を ディセンダー文字 と言いその深さを示す線をGディセンダーラインという。
小文字 ij の上部の点はアセンダーとは見なさない。
大文字の高さを示す線を Eキャップラインという。フォントによって キャップラインとアセンダーラインが一致するもの アセンダーラインの方が高いものがある。大文字は 通例 Q のみがディセンダー文字である

 
ウエイト

セリフ/サンセリフ
ストロークの端末をよぎる線をセリフと言い セリフを持つ書体をセリフ体と言う 見た目に水平方向への案内線を作り出すので 可読性に優れ本文書体に向くとされる。
サンセリフ体はセリフを持たない書体のこと。
カーニング
文字の組み合わせによっては字が開きすぎているように見える場合に字間を詰めること。
たいていの組版システムには自動処理機能があるが、手作りでのカーニングもしばしば必要である。
 
トラッキング
文字サイズに応じて自動的に字間・語間スペースを調整する機能のこと。
フォントは一般的な本文サイズである10ポイント前後で最も 見た目に合うようにデザインされる。これ以下であれば字間が詰まりすぎて見え 以上であれば広すぎて見える。これをポイント数に応じて +15〜-30% 調整する。

ハイフネーション
ハイフンの両側には少なくとも2文字以上なければならない単音節語は分綴が許されない(home,pearlなど)ハイフン行を3行以上連続させてはならない。
右ページの最終行がハイフン行であってはならない。 どこで分綴してよいかは、各国語によって異なる。同じ英語でも米国語と英国語では基準が違う。米国語は発音 英国語は語源を基準としていて ハイフネーションについては別言語である。

ウィドウ/オーファン (取り残された行・単語)
ウィドウ
パラグラフ末尾の行が 5文字未満 または 行長の1/3に満たないことを言う。
避けることが望ましいとされる。 特に頁(段)の最終行の場合。

次節の標題(見出し)が最終行に来るのは必ず回避しなければならない。

ページまたは段の最終行から新しいパラグラフを始めてはならない。

オーファン
頁(段)の初行が行長の1/3に満たないこと。または、パラグラフの最終行である場合を言う。

必ず回避すべきとされる。

ウィドウ/オーファンの定義を逆にする説明もある。
和文組版にも同様の考え方ができるが 実際は欧文ほどにはきびしくない。

 

ジャスティフィケーション
各行を組み幅(行長)いっぱいに組む方式 行頭・行末がそろうかわりに 語間スペースは各行ごとに変動する。語間スペースは1/3emが標準とされているので そこから大きくかけ離れる場合は組み直すことになる。

和欧混植
欧文のベースラインを和文のどの位置に合わせるか、和文と欧文の文字サイズをどのように組み合わせるか、和文と欧文の文字のウェイトをどのように組み合わせるか。これらは 和文と欧文の書体/サイズ/ウェイトによってそれぞれ異なってくるので 一律の法則があるわけではない。場合場合で見た目に最適な組み方を工夫する。

全角の欧字/数字
和文横組には 全角の欧字/数字を使用すべきではない。

約物の和文用/欧文用
和欧混植中の約物の和文/欧文用の区別には注意が必要。

             

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